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追悼 いーくん

コスモス03

 いつもこのブログに対する感想や激励を頂戴していた「いーくん」こと本間郁代さんが、この夏(8月29日)に亡くなられた。病気になっても「いつも通り」という姿勢を崩さず、毅然と闘われた末のご逝去である。当然このブログに書き込まれたコメントのいくつかは、苦痛を伴う闘病生活の合間に書かれたものである。お互いの住まいは遠く離れていたが、お見舞いに行った共通の友人を通し、私は彼女の苦しい状況を知っていた。しかし互いに連絡がとれる間は、「いつも通り」に対応させていただいた。本当に立派な方であったと思う。

 本を書く時もそうだが、書いているときに未知の読者の顔などは頭に浮かんでこない。作業中ふと思い出すのは恐い編集者の顔、同じテーマに取組んでいる同志やライバルの顔、そしてまた、読んで感想を聞かせてくれる友人知人の顔である。なので、いつも読んでくれていた友人を失ったことは、思った以上にブログに対する私のモチベーションを低下させた。何の制約も受けず、気ままに気楽に書けるブログだからこそ、影響が大きかったのだとも思う。
 でもこのまま放置していると、郁代さんに叱られそうな気がするし、ときどき写真やネタや欲求不満を放出しないと溜まる一方なので、どんどん書かねばと思っている。皆様引き続きよろしくお願いします。

 末筆ながら改めて本間郁代さんのご冥福をお祈りします。
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Comment

No title

私も彼女が亡くなってから、彼女の飾らない率直なコメントが懐かしくなっています。
若い時は、あんまり好きじゃなかった先輩だったけど(笑)
もうちょっと付き合いたかったな。

読んでくれている人が他にいても、その人に読んで欲しいっていうのありますよね。
私もそれでモチベーション下がっています、何年も(笑)。
そんな時、コメントがなくても、自分の記録と思って続けなさいと
私を励ましてくれたではないですか。
新着を楽しみにしている人がたくさんいると思います。
生存証明の代わりに書き続けてくださいな。

No title

>はるみさん

 心配させてすみません。書く事自体をやめるほどの話ではありませんからご心配なく。 
 いずれにしても今回のように、ネットでやりとりした言葉が、友人の健康バロメーターだったというのは切ないですね。
 もちろん私だって近い将来エンプティを迎える余命を消費しながら日々暮らしている訳ですが、本間さんの場合はその残量を示されて、それでもなお「いつも通り」を心がけておられたのですから立派です。私などやり残したことの多さに焦り、ジタバタして醜態をさらすのは必至です。彼女から教えられたことは多く、尊敬と感謝の念を抱いています。
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Kimupon_Cicadan 木村 義志

Author:Kimupon_Cicadan 木村 義志
出身地 : 大阪市
現住所 : 東京都
1955年生まれ
科学図書執筆編集のお仕事
分野は生物学系

写真は特にクレジットや注釈がない限り筆者の撮影です。記事や写真についてのお問合せはなんなりと。
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